さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

コンセントを差し込む


最近読んだ本の中に、


日本人の神髄―8人の先賢に学ぶ「大和魂」』があります。


吉田松陰

佐藤一斎

西郷隆盛

坂本龍馬

新渡戸稲造

聖徳太子

森信三

中村天風


8人の先人(賢人)の心のあり方、生き様が描かれていて、

それぞれの人物にどんどん引き込まれていく内容です。


個人的には、吉田松陰が好きです。 



この本の中で、著者の小田全宏氏はこう書いています。


 人間の世界には天命とか想起というものがあるようだが、自分自身がコンセントを差し込まないと、人にも出会えないし、天命を知ることもできない。

 たとえばヒマワリの種が、ここにある。この種を土の中に埋めて水を与えれば、大輪の黄色い花が咲く。しかし、コンクリートの上に放置していたら、いつまでたっても花は咲かないし、種の組織は壊れてしまう。

 だれにでも、もって生まれた種(個性)がある。まず、その個性を引き出すことから始めよう。

私たちは、無数のさいだね(才能の種)を持っています。


自分のさいだねが何かわからなくても、自分には無数のさいだねがある、と自分を信頼し、自分自身でコンセントを差し込むことが大切です。


すると、ヒマワリの種のように、あなたのさいだねも、さいだねが育つ環境(土)に出会い、さいだねが伸びるのを手伝ってくれる人(水や太陽)に出会います。


小田氏自身、自分の天命がはっきりとわかっているわけではないと言っていますが、

私も私の天命がはっきりわかっているわけではありません。


しかし、無数のさいだねをコンセントに差し込んで、さまざまな出会いがあって、

その繰り返しの中から、自然と天命が生まれてくるように感じます。


この本で紹介されている8人の賢人も、自らコンセントを差し込んで人たちです。

私たちも彼らと同じようにコンセントを差し込むことができるのです!


私たちは、彼らと同じ日本人です。 神髄(本質)は同じです。




「使命」についても、コチラで書いています。

よければ、立ち寄ってみてください。サラッと読めます。

→ http://www.a-relation.com/column/2010/04/post_166.html