人生は有限 可能性は無限

15年ほど前に、インドに行って当時、感じたこと。

日本に生まれてよかった。
私は何でもできる環境にいる。
私には可能性がある。

日本とインドのギャップに、刺激を受け、いろんな思いや考えがめぐりました。

インドでの大きな気づき。
それは、生きている実感でした。

日本は、なんだかんだ言っても、安全に日々暮らせる社会です。
明日どうなるのか？
そんな心配はしなくてよい。
生きていることを感じずに、生きています。

私は、生きているんだ！
今思えば、これを感じるために行ったようなものです。

私たちの人生（肉体的な命）は、有限です。
肉体の終わりは、必ずやってきます。
と同時に、私たちの人生における（一生を通しての）可能性は、無限に広がっているのです。

しかし、今の日本では、反対に生きている人が多いように感じます。
とても危うい感じです。

反対とは、
可能性は有限で、人生は無限だ、と。

自分に自分で制限をかけながら、今日と同じ明日を疑わない。
明日も明後日も、その後も永遠に同じように続いているかのような錯覚。

今日を精一杯生きるぞ！と決めなくても、生きることができる日本に
私たちは生きています。

今を生きていることを味わう。実感する。
すると、目の前に、可能性が無限に広がっているのが見えてきます。

15年前、
インド旅行で別のツアーだったけれど仲良くなった主婦のＣさんは、
今は、インドで、貧しくて学校に行けない子どものために、学校を運営しています。

15年前、
会社勤めだった私は、今は、コーチをしています。

人それぞれ、どんな可能性というさいだねが出てくるかわかりません。

そこが、生きる面白さなのかも。