さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

糸井重里のさいだね

昨日、久しぶりに、NHKスタジオパークからこんにちは』を見ました。
ゲストは、糸井重里


ほぼ日刊イトイ新聞は、毎日100万もアクセスあるそうです。スゴ〜イ。
コンテンツも豊富ですし、何よりも10年近くも続けてきたからこその不動の存在。


番組では、おもしろいエピソードばかりだったのですが、ここでは二つ紹介します。


まずは、一つ目。
奥さんの樋口可南子さんがいない時、自炊するそうです。
キャベツ鍋を作るそうです。

スタジオで実演してくれました。
土鍋に、野菜や肉、冷蔵庫にあるものを入れて、蒸す。
シンプルです。だからこそ、毎日でも続けられるとのこと。


キャベツは、ザクッザクッザクッ。
包丁は、擬音のとおり、3回入れるだけ。
芯を細く切ったりしません。
そのまま鍋に入れます。


ブロッコリーは、手でちぎります。
これは草むしりの要領だ!と思いました。
ブロッコリーは、むしります。

ブロッコリーを包丁で切らなくていいんだ〜。
ブロッコリーは切るものと思い込んでいたので、なんだかうれしくなってきました。


キャベツ鍋で、包丁を使ったのは、キャベツの3回、ニラに3回。
6回包丁を入れただけです。


私も料理する時、包丁を使わずに、どこまでできるか試してみようかな。
脳トレゲームみないで、おもしろそう。


糸井さんの発想は、糸井さん独自のさいだねだなあー。


二つ目のエピソードは、
以前、北極に行った時のこと。

リザードの中を進む時、ある人は、背中を向けて歩きました。
また、ある人は、歩き方の王道である正面を向いて進みました。


糸井さんはどうしたか?
想像してみてください。


糸井さんは、自転しながら進んだそうです。
クルクル回りながら進む。


背中を向けて歩いた人は、耳が凍傷になりました。
正面を向いて歩いた人は、もちろん顔面が凍傷になりました。


糸井さんは、無傷だったそうです。
自転しながら、クルクル進んだおかげで。

地球も自転しています。人間も同じなのでしょうか。


糸井さんは、それからの人生を自転しながら進んでいるそうです。



糸井さんの話す姿は、小学生の男の子みたいでした。

私も小学生の頃は、学校からの帰り道、クルクルと自転しながら帰ってたなぁ。
いつの頃からか回らなくなりました。


糸井さんは子どものままの部分を大事にし、大人の人生を楽しんでいる人です。
(ご本人は意識していないと思いますが)

ブロッコリーだって、学校からの帰り道、道端の草を引っこ抜きながら帰っていたのを、
大人になっても、キャベツ鍋で発揮しているわけです。


小学生の時のさいだね
ここにもさいだねの宝庫を発見しました。


糸井重里さいだねは、子どもの頃、誰もが持っていたさいだねなのかもしれませんね。