コミュニケーションのスピード

上海滞在中、Jさんのお仕事の打ち合わせに同席させていただきました。

先方のUさん（中国人）は、エネルギーに満ち溢れています。

英語と中国語が飛び交います。
たぶん、私たち日本人も同席していたから、気をつかって英語で話してくれたのでしょう。
打ち合わせは、テンポよく進んでいきます。

日本だったら、「一度、社に持ち帰って検討します」という流れになりそうな事案も、その場でクリアしていきます。

Uさんは、携帯電話でどこかに連絡を取り、その間に別の話を進め、携帯電話が鳴る。
さっきの電話の返事です。
その場で、事案がどんどん進行していきます。

短時間で、濃い打ち合わせ。
会社勤めの頃、経験したあのなが〜くて中身のな〜い会議は何だったの？
考えたくもありません。むなしさが込み上げてきます。

この打ち合わせのやり取りを見ている私まで、スキッと気分爽快！
このスピード感がたまらなく心地よい。
私ももうちょっと若かった頃、こんなスピード感の中で、仕事をしていた頃もあったなあ。
そーよ。そーだったわ。懐かしさも込み上げてきます。

コミュニケーションはナマモノ。
だから、コミュニケーションはスピードも命。

コミュニケーションのスピードというさいだね。

慎重さというさいだねも時には大切です。
しかし、スピードというさいだねが生み出す展開は、可能性の扉を開きます。

エネルギーをもらいました！