さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

犬と人間


今日は、犬と人間のコミュニケーションについて。


私は動物が好きで、なかでも犬が大好きです。

つい先日まで、
「私、犬の言っていることがわかる気がする」
こう思っていました。


このことをAさんに言うと、
Aさん 「犬が人間を理解してるんや」
私   「???」
理解できていない私に
Aさん 「人間が犬の言っていることわかるんちゃうで。犬が人間の言っていることをわかってるんや。
犬は人間の動作とか言葉を理解しようと、全身でジーっと観察してる。
人間が何をしてほしいのか、何を言ってるのか、犬は雰囲気から察する」
私   「なるほど〜。そういうことか〜」


犬のことを理解しているのじゃなくて、犬が私をわかろうとしてくれている、
歩み寄ってくれているからこそ、わかった気になっていたのかもしれません。


私は犬好きと言いながら、自分のほうが犬より偉いと思っていたんだなと気づきました。
ああー、恥ずかしながら、思い上がっていました。


両親も言っていました。
「ルル(実家のトイ・プードル)は言ってることちゃんとわかってるで。賢いよ、この子は」


そうです。私もルルは賢いなあと思います。
ルルがわかってくれているから、私もルルの言っていることがわかる。
犬も人間もお互いに理解し合おうとしているということですね。


一方は言葉を話し、もう一方は話さない。
意思伝達の方法が違うもの同士の間にもコミュニケーションが生まれ、やがて信頼関係が生まれます。
犬と人間は、お互いに理解し合おうと、お互いのさいだねを育てあっているのかもしれません。


「犬が人間を理解している」
Aさんの言う通りです。
明らかに犬のほうが私たちを理解しようと努力しています。
私たち人間は、犬ほど努力していませんね。
犬と人間のコミュニケーションは、犬が大半の部分でがんばってくれているわけです。
犬のほうがコミュニケーションを取ろうとしてくれています。
それに素直ですしね。


実家のルルは、
玄関で帰りを待っていてくれます。
帰ったら、大喜びしてくれます。
イライラした気持ちを和ませてくれます。
癒してくれます。
元気にしてくれます。
家族のケンカを止めてくれます。
いつもそばにいてくれます。
・・・・・形では表現できない、たくさんの何かを与えてくれます。


犬の持つさいだねも人間と何ら変わりありません。

すべての生き物にさいだねが宿っています。