薬師寺の日光・月光菩薩
昨晩、NHKスペシャルの『日光・月光菩薩 はじめての二人旅 〜薬師寺1300年の祈り』を観ました。
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http://www.nhk.or.jp/special/onair/080428.html
今、日光菩薩と月光菩薩は、東京国立博物館の『国宝・薬師寺展』で多くの人の前に立っています。
私としては、仏像を“鑑賞”するのではなく、“拝観”してほしいと思います。
私は、仏像を美術品として、どうしても見ることができません。
そういう見方をしたくありません。
仏像は、私に落ち着きを与えてくれます。
気持ちが落ち着き、心がきれいになっていくような気がします。
この感覚を“浄化”というのかもしれません。
特に宗教に関心を持っているわけではありませんが、
清水寺の神主のお話を聞いたり、
http://www.a-relation.com/diary/2008/03/post_256.html
近所のお寺の法話について書いたりしています。
http://www.a-relation.com/column/2008/04/post_91.html
仏教(宗教)は、ついつい忘れてしまいがちな、大切なことを教えてくれます。
シンプルに心に響きます。
日光・月光菩薩は、1300年前も今も、場所は変わっても、
そこに立ち続けています。
1300年前の日本人も、現代の私たち日本人も、変わらず見守ってくれています。
天武天皇の時代と現代。
当時の日本人と今の日本人。
日光・月光菩薩には、どのように映っているのでしょう。
そして・・・
私たちのさいだねは、どのように映っているのでしょう。