アホになる、というさいだね
人間関係を円滑にするためには、
「アホになりきる」ということも大切だなぁ。
最近、こんなことを考えたりしています。
頭が良くて、仕事ができて、自己主張もでき、信念も持っていて、頼りになる人。
この地点では満点です。
このようなステキなさいだね(才能のたね)を持っている人同士の会話では、
どちらも自己主張し、正面からぶつかり合うことがたまにあります。
こうと決めたらこうな人たちは、人の意見をいったん受け止めるんじゃなくて、
弾き飛ばそうとします。
激突!
スポーツでも力の強いほうが有利ですが、
ふっと力の方向がずれた瞬間、どちらかの力が抜けた瞬間が、次の展開に進んだり、勝敗を決めたりします。
人間関係もこれと同じで、ちょっと肩の力を抜いてみる。
自分が賢い人、正しい人でいたい気持ちは誰にでもありますが、
考え方を少し広げてみると、人間関係が泥沼になる前にできることもあります。
ちょっとアホになってみる。
アホになりきる。
「私は〜〜だと思っていたんですが、そういう(相手の考え)ことを思ってくれていたんですねー。ありがとうございます」
というような感じで(例えばですが)、
ふっと力を抜くと、うまくいくこともあるんじゃないでしょうか。
アホになりきるさいだね(才能のたね)は、人間関係を円滑にするさいだね。
当事者だと気づきにくいですが、客観的な立場から見ていると、
アホになりきれる人のほうが、知恵のある人に映ります。