さいだねのリレー

今、うれしい気持ちで溢れています。

先日、母校の中学校でのコーチング・ワークショップをさせていただきました。

早速、生徒さんたちの感想文を届けてくださいました。

それぞれの感想は、

たくさんのさいだねがモコモコと動き出す音が聞こえてきそうなくらい、

いっしょうけんめいに、感じて、受けとめて、考えて、表現してくれているのが、

ひしひしと伝わってきます。

50分間という短い時間で、

いろいろなことに気づき、感じ取ってくれている感想を読んで、

今この幸せを実感。

そして、何よりも、あの一瞬一瞬を楽しんでくれたことがいちばん嬉しいです！

子どもの心と頭は、スポンジのようにたっぷりと吸収します。

固定観念や先入観にまみれていない彼らは、

私の言葉はもちろん、言葉にしなかった私の伝えたかったことまで、

しっかりと受けとめてくれていました。

気づきのプロセスが、一人ひとりこんなにも違うものなんだ、

新鮮な驚きと感動でした。

子どもは未熟な存在、と私は見ていません。

知識と経験が大人より少ない、というだけです。

どんな変化も受け入れられる存在。

無限の可能性に満ちた存在。

みずみずしいからこそ、新鮮な出来事をたっぷり素早く吸収できる存在。

美しく光り輝くいのち。

彼ら一人ひとりを“いのち”にそっと触れるような関わりを試みました。

このさいだねブログの原点である中学生の時のことも話しました。

そして、今の私のビジョンがイメージワークという形になりました。

私の後輩にあたる彼らは、

私のビジョンもさいだねもしっかりと受けとめてくれました。

バトンを渡したような気持ちです。

中学の陸上部だった頃の400メートルリレーを思い出します。

最初のバトンを受け取ってくれたのは、

他の誰でもなく、私の母校の後輩たちだということに感謝しています。

距離や時間は関係ない彼らとの楽しいリレーでした。

彼らのさいだねと私のさいだねが触れ合って、お互いが触媒となり、

未来へと向かって進んでいきたい。

彼らと私の10年後がとても楽しみです。