ただ一緒にいるだけ
ゴールデン・ウィークは、実家の和歌山で
愛犬のルルと二人(一人と一匹)で数日間過ごしました。
両親が、妹家族の住む京都に行っている間の留守番です。
ルルは15歳の老犬トイ・プードル。
長時間の移動や環境の変化は負担だろう、
と私が一緒に留守番をすることになりました。
ペットホテルに預けることもできません。
以前、預けて旅行に行ったことがあるのですが、
「ルル、どうしてるかな? 元気にしてるかな?」
ルルのことが気になって、
旅先での会話が、旅先らしくない、ルルの心配ばかりになってしまうのです。
家族を一人残してきた想いが強くて、心から楽しめませんでした。
今回の留守番は、とても新鮮な気分を味わいました。
人間の家族が一人もいない実家で、私自身、生まれて初めて過ごしたからです。
それに、ルルと私だけで過ごしたのも初めてでした。
今回は、ルルのライフ・スタイルに合わせて
5時半起床で、朝ごはん。
時計がなくても、5時半に起きます。
正確な体内時計が恨めしやぁ〜〜。 もっと寝かせて!!
恨み言を並べながらも、癒しの時間でもありました。
ルルとただ一緒にいるだけ。
ただ一緒にいるだけで、癒されます。
ルルのさいだねは、「一緒にいる」というさいだね。
そばにいるルルは、たいてい眠っていますが・・・
それだけで、私は癒されます。
言葉は交わさなくても、お互いに“くつろげる”、そんな存在だと思っています。