82歳と88歳、今を生きる女性たち
可能な限り、一生仕事をしたい。
今はそう思っています。
最近、ステキな二人の女性に出会いました。
と言っても、本とライブで、です ^^;
森のイスキアを主宰する佐藤初女さんの『いのちの森の台所』を読み、
そして、ジャズ・シンガーのシーラ・ジョーダンのライブに行ってきました。
佐藤初女さんは、88歳。
シーラ・ジョーダンは、82歳。
80代、共に現役です。
80代の輝き方は、ひと味もふた味も違います。
とにかく、二人とも、自然体です。
物事の考え方や振る舞いが、四角四面でなく、丸っこい。
ああー、そんなのも、ありなのね〜。
私って、まだまだ囚われているな〜。
肩の力を抜いていいなだよ、と教えてくれます。
佐藤初女さんの著書の中に、何度となく出てくる言葉があります。
それは、『今を生きる』
二人は、まったく違う人生を歩んできた人たちですが、
共通しているのは、『今を生きる』人だということです。
初女さんのように、心が元気になるおいしいおむすびは作れないけれど、
シーラのように、笑顔と元気になる伸びやかな歌声は出ないけれど、
(ユーモアのセンスとタバコとお酒も82歳では無理かもしれないけれど)
私は私の何かを表現する80代を目指したい。
そのためには、過去でも、未来でもなく、今を生きる。
今には、過去も未来も含まれているから。
過去も未来も、今ここにあるのだから。
82歳と88歳の二人から受け取った
『今を生きる』
これに尽きます。