北京オリンピック
今、北京オリンピックの閉会式の最中です。
オリンピックは、なぜだか感動します。
選手の競技の今この瞬間と今までの時間が誰にも頼まれていませんが、
走馬灯のように想像されるからでしょうか。
どんなに苦しい練習を積んできたのだろう。
スランプもあっただろう。
精神的に辛い時もあっただろう。
周囲の期待や重圧にどう対処してきたのだろう。
そんなことを思いながら観戦していると、メダルに届かなくても感動せずにはいられません。
ソフトボール女子に感動。
陸上400メートルリレー男子に涙。
ボルト選手の飛ぶような走りに胸躍る。
なかでも私が一番感動したのは、陸上トラック競技の5000メートル男子予選。
松宮選手です。
残り2000メートルで、他の選手と接触し、シューズが脱げるアクシデントに見舞われながらも、最後まで走りきりました。
http://www.sanspo.com/beijing2008/news/080820/oac0808202200011-n2.htm
片足をスパイク、片足を素足で走るのは、バランスが取りにくく走りにくいのはもちろん、足の裏の皮もめくれるでしょう。
(私も中・高と陸上をしていました。トラックを裸足で走ると想像するだけでも辛いです)
私だったら、精神的にも動揺してしまい、走りきれるのだろうか?
棄権してしまうかもしれません。
松宮選手は何があっても絶対走りぬくと決めていたのだと感じました。
粘り強さが松宮選手のさいだねだと感じました。
そのさいだねが、最後まであきらめないというパワーとなったのでしょう。
競技終了後のインタビューでは、
「これが自分の実力です」と語っていました。
インタビューが終わる瞬間の笑顔がとても晴れ晴れとしていました。
最高の笑顔でした。
私も松宮選手のような笑顔が自然と出てくるような何かを成し遂げてみたい!!
そう思わせるほど、やり切った人の笑顔はステキでした。
ここ数年ゆったりしていた私の心に火がついたみたいです。
とにかく、目の前のことを着実に丁寧にやっていこう、と心に決めました!