さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

おネエMANS


おネエMANS、見てますか?

TOKIO山口達也が司会のお役立ち情報満載のバラエティー番組です。
IKKOちゃんとか出演してます。


先日のおネエMANSの中で、假屋崎省吾のクリスマス用フラワーアレンジメント講座がありました。


街中、クリスマスのイルミネーションで華やかに彩られる季節です。

クリスマスのアイテムのひとつ、クリスマス・リースを作ります。


まず、丸い輪の形をしたオアシスを水に浸します。
オアシスの一部を水に浸け、オアシスが自然に沈むように水を吸収させていきます。
そして、ある程度、水を吸収した時点で、オアシスを持つ手をそっと離し、全体を水に浸けます。


決して無理やり、手でオアシスを沈めてはいけません!


どうして手で沈めてはいけないの?

番組では、その理由を実演で説明してくれました。


同じ大きさのオアシスのブロックが2個。
同じ容量の水が入った水槽が2個。

片方のオアシスのAブロックは、少しずつ水に浸け、オアシス自体のペースで水を吸わせます。

もう片方のBのオアシスは、人の手で無理やり水を吸わせ、沈めます。ブクブクと気泡が出ていました。


同じ時間、水に浸し、引き上げた両方のオアシスを、ナイフで切ります。


A,Bの断面を見れば、水の吸収が明らかに違いました。


Aのオアシスは、断面を見ても、断面のすべてに水分がたっぷりと行渡っています。
オアシス全体が潤っています。


一方、Bのオアシスは、外側から数センチは水を吸っています。それもマダラに。
真ん中は、まったく水分が行渡っておらず、乾いたままです。
これが、肉のブロックだとステーキです。
ステーキだとおいしそう・・・ミディアム・レアに仕上がっています。
ジュルル〜。これ、まっ、お行儀の悪い!(← あなたのことだよ)

話がステーキにそれました〜。
軌道修正よっと。


オアシスを無理やり、手で沈めてはいけない理由。これでおわかりいただけたでしょう。

水を全体に(芯まで)均一に吸収しないからです。


番組では、ここまで。


さ〜あ、ここからは、私の番組です♪
このオアシスの状態を、さいだね的に解説します。


私たちのさいだねは、私たちの中にすでにあります。


そのすでにあるさいだねを、どう育て、どののように花咲かせるかは、
私たちのまわりにある何を、どのように自分の中に取り入れるか?
ということです。


私たちはオアシスと同じです。
私たちはオアシスです!


水を吸収し始める時、誰かの手を借りることも必要でしょう。
いったん吸収し始めると、そこからは自力です。
自分が取り入れられる量を、自然に吸収します。


吸収の量や速さは、人によって違います。
何を吸収するかも、人によって違います。

これだ!と思って吸収し始めたけれど、なんだか違う。
こういうことはもちろん誰にでも起こりうるでしょう。
なんだか違うものも、違うと確信するまで吸収する。これも人生を豊かにする大事な一部分のように思います。


外から常に手を添えて、圧力をかけて、無理やり、吸収させようとしても、結果は、Bのオアシスと同じです。
ああしなさ!こうしなさい! あれもこれも!
本当のところは吸収していない。
自分の真ん中(芯)まで取り込んでいない。
ものになっていない。
見た目だけ。実は、もろい。


この違い。
どちらが、本来持っているさいだねをイキイキと発揮できるでしょうか。
どちらが、本物の人生をつくりだすのでしょうか。


自分の中のさいだねをじゅうぶん発揮する力。それも自分の中にあるのです。
自分以外の人の中のさいだねをじゅうぶん発揮する力。それも自分以外の人の中にあるのです。


あなたに子供がいるとしたら、
自分の子供だって、自分以外の人です。
最初は手を添えてあげてもOKでしょう。
いつまで添えるのか?親の中にあるさいだねが試される時なのでしょう。


最後に、
おネエMANSはおもしろいですよ。
要所要所で、考えさせられます。
テレビも見方次第で、薬にもなれば、毒にもなります。