さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

天使と悪魔


年末年始は和歌山の実家で過ごしました。

食べ過ぎがたたって、3日の夜、腹痛で苦しい思いをしました。


ホームこたつで横になっていると、

4歳の甥っ子が、寝ている私の背中ををツンツンつつきます。


ぐったりして反応できない私。

そのまましばらく眠ってしまいました。



目が覚めて最初に目に入ったのは、キャンディー。

枕元にちょこんと置かれたキャンディーでした。

甥っ子だな、と思いました。


腹痛であまりにも体力を消耗していた私は、

そのキャンディーを食べることもできず、

甥っ子に「ありがとう」と言うこともできず、そのままになってしまっていました。


ある日、妹に電話したついでに、甥っ子と代わってもらいました。


わたし 「ねんちゃん(私のこと)、お正月にお腹痛くなった時、
     枕元にキャンディー置いてくれてたよね。ありがとね。
     あのキャンディーのおかげで、ねんちゃん、お腹痛いの治ったよ。
     ありがとね」


甥っ子 「キャンディーちがうよ、チョコレートやで」


ううっ、チョコだったのか! 結局食べなかったからな。

チョコレート!そうだった、そうだった〜、ごまかしたのは言うまでもありません。。。


甥っ子と電話で話した内容を、妹に話すと、
妹(甥っ子のママ)はこのエピソードを初めて知ったそうでした。


甥っ子のやさしい気持ち、人を気づかうやさしさは、ちゃんと育っています。


甥っ子のまわりの人との関係で育まれた優しさは、

いちばん身近な親の知らないところで、しっかり表現されています。


甥っ子の小さいけれど、とても大切な、とてもステキなさいだねに触れたエピソードです。


甥っ子の大好きなウルトラマンごっこ

怪獣役で戦わされる時の私には、甥っ子が小悪魔に見えてしまいます。

天使であり小悪魔である甥っ子。

どちらもアリですね。