さいだねは数えきれないほどある 問題は数えられるほど少ない

私たちは、自分のダメなところを数えるのが大好きです。
できていないことに目を向けるのは得意中の得意です。

できていることを数えるよりも、できていないことを数える。

どうしてなのでしょう？

できていなことや問題は、数えられる程度だということ。
数えられるものを数えるほうがカンタン。
人間は、楽なほうへ、楽なほうへと流されます。
もちろん、私も。

今日は、その楽な流れに逆らってみませんか？

どんな小さなことも見落とさないように、
今日できたこと、今までできていることを、挙げてみましょう。
いくつあるか数えてみましょう。

思いのほか、たくさんありますよね。

数えられる程度の問題を、ほじくりだして、こんなにいっぱいあるよ、と言うのはやめて、
数えきれないほどあるあなたのできていることを、ほじくりだして、
ほら、こんなにいっぱいあるよ！と言ってください。

みんなホントは、そこを聞きたい。
そうすると、安心して、自分のできていることを数えられるから。

できていることは、あなたのさいだねかもしれないし、たねを卒業しているかもしれない。
それ以下なんて考えられない。

あなたという大地には、どんなさいだねが埋もれているのか、
興味津々、楽しみながら、ほじくりだしてみてましょうか。