さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

創造遊び夢中になる

ブログの更新頻度が落ちています。
とりあえず年末のせいにしておきます(笑)


先日、2歳9ヶ月の甥っ子のベビー・シッターをしてきました。


まずはじめに、オンデマンドTVで、ウルトラセブンDVDウルトラセブン 全12巻セット)を3話観ました。

甥っ子は、怪獣と戦うシーンに夢中。
私はというと、ストーリーに夢中。
大人も観て楽しめるストーリー性の高さに引き込まれました。

たぶん、甥っ子より、私のほうがTVに釘付けでしたね^^;


ウルトラセブンに飽きた後、甥っ子はオモチャや創造で独自の世界に入っていきました。

家の中にいながらも、時間や空間の概念を超えた世界にいるのが見ていてわかります。


「おねえちゃんもいっしょ」 (ほんとは“おばちゃん”なんだけれど・・・細かいことは気にしない、気にしない)

突然、その世界の登場人物のひとりに私も加えられます。


創造遊びの中のひとつに、こんなのがありました。

「1、2、3」の掛け声でボールを真上に投げて、そのボールをキャッチするかのように(キャッチしないというかできない)その場に全身で転がって、
♪か〜が〜や〜いて〜〜 とワンフレーズ歌います。(何の歌なのか不明)
そして最後に、大笑いする。


1、投げて 2、転がって 3、歌って 4、笑う

この4つが、この遊びの一連の動きのようです。


これを50回以上は繰り返しました。ヘトヘトです。
こどもは、同じことを何度も何度も、繰り返し繰り返し、飽きるまで続けますよね。


私が「疲れた〜」と言っても、途中でやめることを決して許してくれません。

私の動きが小さくなってくると、注意されます。

「立って!」 (コワ〜イ教官みたい)

甥っ子と同じこども目線で、小さめに動くことにOKを出してくれません。
全力を出してやっていないのが伝わるようです。


甥っ子が飽きるまで続くのか〜 もうヤケッパチだ。
どうせやるのだったら、この動きを楽しんでしまおう!と開き直りました。
私も切り替えが速い!


1、投げて の動きをアレンジしてみました。
ボールを投げる前の「1、2、3」にもうひとつ動きをつけてみました。
動きの説明は省きますが、この動きが、甥っ子にはウケたようで、同じように動きを加えていました。


3、♪か〜が〜や〜いて〜〜 (たぶん“輝いて”のこと)
このフレーズも繰り返しているうちに、だんだんと自分が輝いてきたような、いい気分になってきました。
私も創造の世界に浸り始めています。ちょっと危ない??
甥っ子が楽しそうに輝いているのを見て、私も甥っ子に負けないぐらい輝いてみました(笑)
こどもだと創造の世界で、大人だと妄想の世界?かなり危ない??


4、笑う が最後にあるので、輝いた後は笑いで締めくくります。

ここまでして、楽しくならないはずがないでしょ♪(しかし、体力はギリギリ〜)



自分の2歳の頃のことは覚えていないけれど、
2歳の甥っ子といると、2歳の自分に戻った気持ちになりました。


何も持っていなくても楽しい。
純粋に楽しめる。
今この瞬間にいることを楽しいと感じる。


今が2歳の甥っ子のさいだねと、私の中の2歳の頃のさいだねが、ともにいる。そして、響きあう。
そんな感覚です。

おかあさんって、こどもから得るものが多いだろうな。
子育ての大変さも含めて、自己成長の過程で確実に何かを得るようにできているのですね。



そして、この遊びには、何か大切なものが詰まった感覚を得ました。

1、投げて 2、転がって 3、歌って 4、笑う

この一連の動作の中に、大事な成長の過程が詰まっているような、
無限のさいだねが詰まっているような、輝く未来が広がっているような・・・
何か大切な部分に触れたような感覚を得ました。


こどもの夢中になるさいだね

大人だと“遊び心”とでも表現するのでしょうか。
これだと、なんだかカッコつけてません?

大人も夢中やねん!って言い切っていいんじゃないの?
そのほうが、あなたの中のさいだねも喜びそう。


お正月、さらに進化?した甥っ子に会うのが楽しみ。