生きることそのものが“さいだね”『潜水服は蝶の夢を見る』
先日、どうしても観たい映画を観に行きました。
『潜水服は蝶の夢を見る』 http://www.chou-no-yume.com/main.html
この映画をコミュニケーションの視点からもホームページで書いています。
興味がありましたら、ご覧ください。
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学びコラム http://www.a-relation.com/column/2008/03/post_87.html
この映画のあらすじは、
フランスの有名なファッション雑誌『ELLE』の編集長が、脳梗塞で全身麻痺となります。
動くのは、左眼のみ。
左眼のまばたきで会話し、本を書き上げる・・・という実話です。
身体が動かないだけで、意識ははっきりしています。
潜水服を着ているように身体が自由に動かない。
ロックトインシンドロームと言うそうです。
けれど、意識は、蝶のように軽やかに舞います。
イマジネーションは、自由自在に世界を駆け巡ります。
これまで、彼は、華やかな人生を生きてきました。
正反対とも言える全身麻痺の人生も、彼にとっては生きることそのものです。
どちらも、“生”そのもの。
私は、人の中にあるさいだね(才能のたね)に、とても興味があります。
それが、このブログを書くきっかけでもありました。
今も、その人の中のさいだねを見つけることは大事だと確信しています。
この映画を観て、もっと大事なことに気づきました。
それは、生きているそのこと自体、生きることそのものが、最大のさいだねなんだと。
生きていること。
それが、人の中にあるさいだねの源。
すべてのさいだねは、“生きる”という源からスタートします!
(なんだか、明石家さんまの名言“生きてるだけで丸儲け”みたい)
人生のすばらしさ、生きることのすばらしさが詰まった映画です。
機会があれば、ぜひ観てください!