俳優とミュージシャン
いつもお世話になっている Sさんとの会話の中で、
ローリング・ストーンズの話になり、さらにおもしろい方向に発展していきました。
Sさん曰く、
「私の中では、俳優よりミュージシャンのほうが格上」
俳優とミュージシャンを比較するという発想が無かったので、
ものすごく新鮮でした。
理由を訊ねてみると、
ミュージシャンは演技のできる人がたくさんいるけれど、
俳優で作曲したり、歌ったりできる人は極々少ないから、だそうです。
中途半端に両方やっている人ではなく、両方をスペシャルに出来る人。
アメリカなんかでは、確かに思い当たる人物もいますが、
国内では特に思い浮かばない・・・。
ミュージシャンは自分の内から沸きあがってくるものから創造し、
俳優は与えられた役に命を吹き込む創造性を発揮する。
そういうふうに私は感じます。
俳優もミュージシャンも、クリエイティブなさいだねには変わりなさそうです。
これは比較ではないのですが、
俳優やミュージシャンには、絵が上手い人が多くないですか?
何かを創造するさいだねが核となっているということでしょうか?