さいだねブログ

あなたのさいだね(才能のたね)は何ですか?

小さな幸せの瞬間


『豊かな人生が始まる シンプル・リスト』
ドミニック・ホーロー著


この本の中に、こんな一節があります。

小さな幸せの瞬間を集めたリストは、じつは幸せな人生そのものです。

本当の幸せとは他人に自慢するものでもなければ、

他人の期待するイメージに添うことでもありません。

それは日々の暮らしのなかにあるのです。


今日の、私にとっての、幸せな瞬間を書き出してみます。


・あたたかい布団の中で目覚める心地よさ

・しとしと降る雨。 お肌が喜んでいるのがわかるしっとり雨。

・着心地のよいシャツ

・朝イチ、妹からのメール

・小鳥のさえずり

・近所の家の子どもたちの歌うようなリズムの話し声と笑い声

・大好きなパンと温かい紅茶

・部屋に飾った花を眺める


午後3時までの今日の私の幸せの瞬間です。


書き出してみると、

私はいつも幸せの中にいて、いつも幸せの瞬間なんだ、と感じるのです。


小さな幸せの瞬間には、小さな幸せのさいだねが、

たくさんたくさん育まれているのですね。







新しいやかん


寒い日が続いています。


こんな寒い冬の日は、あたたかい飲み物で体を温めたくなります。


お湯を沸かそう。


ああ、このやかん(今は、ケトルというのでしょうか)も随分長く使っているな。


やかんを眺めながら、「長く使っているな〜」


この冬、そう思うことが何度もありました。



いつかはこの日が来ると思っていましたが、


今日、急に、「新しいやかんがほしい!」 衝動に駆られ、買いに行きました。



新しいやかんで沸かすお湯。


形も違えば、音も違います。



新しいやかんで沸かすお湯には、古いやかんとは違った形や音の味が入っています。


新しいやかんで沸かすお湯は、私の中を流れて、新しい私をつくっていきます。


どんな私になっていくのだろう?






2011年


2011年、残すところ明日1日となりました。


大震災後、個人的にもいろんな出来事がありました。


自分の芯を問われる出来事がいくつかありました。



2011年の数々の出来事を通して、


自分の芯が、まっすぐ伸びている。

しっかりと根を張って、大地に立っている。


いろいろあったけれど、そのたびに揺れたけれど、

今は、しなやかな、それでいて、ちゃんと立っている。


そんな自分がいます。



2011年のさいだねは、どのように成長していくのか、

どんな変化を起すのか、今はまったくわかりませんが、

しっかり根を張ったことは確かです。



2012年が、とても楽しみです。







生まれ変わる細胞のように


先日、医療スタッフ対象のコミュニケーション・セミナーを開催しました。
         ↓ ↓
http://www.a-relation.com/column/2011/11/post_213.html


懐かしい人たちが参加してくれました。


ある総合病院でコーチング研修を4年間行っていたのですが、

そのときの1期生・2期生・3期生(1年目・2年目・3年目)の受講者さんたちで、

同じ病棟で働く3人の看護師さんが揃って参加してくれました。


久しぶりの、数年ぶりの再会・・・のはずなのに、つい最近会ったみたいな錯覚に。


セミナー自体は、いろんなゲームをしながら、

協働や調整力について学んでもらう内容でした。


揃って参加してくれた3人の看護師さんたちが、

三人三様の良さを発揮し、成長しているのを実感しました。


人は、仕事を通じて、成長していくものなんだなー、しみじみと感じました。


どのように成長したのか?


それはうまく言葉で表現できないのですが、

それは、まるで、体の細胞が1年経つとほとんど生まれ変わってしまうように、

人の心や思考の細胞があるとするならば、体の細胞と同じように、生まれ変わっているのだな、と感じました。


人の持つさいだねをあらためて実感したセミナーでした。






従兄弟の地球儀


歳の離れた従兄弟がいます。


当時、私は6歳ぐらいで、従兄弟は高校生ぐらい。



従兄弟の部屋に入ると、勉強机の上に、地球儀がありました。


それは立派な地球儀でした。

地球儀は、静かにそこにありました。


6歳の私は、その静かな地球儀に魅せられました。


ホンモノの地球儀を見たのは、そのときが初めてでした。



・・〜・・〜・・〜・・〜


従兄弟の職業は、宇宙関連の研究です。


6歳の私は、地球儀を眺めながら、世界の国々を見ていました。


当時の従兄弟は、地球儀を眺めながら、宇宙のことを考えていたのかもしれない。


ふとよみがえった地球儀の記憶。



6歳の私と高校生の従兄弟が、私にそっと教えてくれました。

幼なじみ


留守番電話に懐かしい声が録音されていました。


幼なじみのMちゃんの声。 


おお〜ナツカシイ。それに、ちょっと興奮気味!!


Mちゃんは、

同じ地域の同級生6人(私を含めて。女の子5人・男の子1人)の中のひとりです。


小学校の低学年頃までよく遊んだ仲間です。



Mちゃんに電話してみると、

子どもの頃と変わらない、明るい声が耳に飛び込んできました。


私のホームページを偶然見つけて、電話してくれたんですって♪

こういうの、とってもうれしい♪


長いあいだ、話すことも、もちろん会うこともなく、互いの道を歩んできたMちゃんと私。


お互いがクロスオーバーする瞬間を、インターネットがつくってくれました。


声を聞いた瞬間、

会わなかった年月や遠く離れた土地に住んでいる距離、そんなものは関係なく、

お互いの “変わらなさ” にさらにテンションが上がり、話に花が咲きました。



人には、年月や距離を超越するさいだねがあるのだな。


過去も未来もひっくるめて、今この瞬間、ともにいることができるのだな。


幼なじみのMちゃんからの一本の電話から、発見した大事な大事なさいだねです。

笑うこと〜笑顔〜


笑うこと。


本当に大事なことだと思います。


先日、担当させていただいた2日間のコーチング研修は、

100名の参加者でした。


ほとんどの参加者が、上司に言われて、仕方なくの参加です。


はじめは、硬い表情で、空気も重た〜〜い。


研修が進んでいくと、表情も柔らかくなり、1日目の終わりには笑顔が溢れていました。


研修2日目、会場が華やいでいました。


昨日は、黒っぽい服の人が多かったのですが、

2日目は打って変わって、明るい色ややわらかい色の服の人が増えていたのです。


笑うことは大事です。

洋服選びにも影響を与えます。(たぶん、無意識に)


それに、開始時間5分前には、参加者全員集合!!


素晴らしい!! 嬉しい!!


全身を大きく動かして、自分を表現している人もいました。


だんだんと自分を開いていく過程を、たくさんの姿を、目撃しました。


笑顔は、自分を開く方法のひとつですね。


笑顔は、心をやわらかく解き放ちます。


皆さんの笑顔に、私もつられて、笑顔になりました。


楽しい2日間をありがとうございました。